2014-05-06
いま、思えば数年前の話。職場で来週から産休に入る人がいた。大きなお腹でみんなで元気な赤ちゃんが生まれるといいねっ!と言ってたものだ。その彼女が勤務最後の週になって一台のPCを持ってきた。どうしたんですかと聞くと「上の子の画像が入っているんだけどPCが起動しないのでみることが出来ない」念の為、私たちシステム担当者野郎3人組は他にバックアップを保存してありますか?と尋ねたところ「そんなのない」という返事が帰ってきて「さぁどうしよう、ない頭をひねろう」ということに。
依頼のPCを見た限りWindowsが壊れているだけと推測出来ました。ただOSの再インストールをすると画像データが消えてしまうおそれがあった。それで残り僅かな日数で画像を転送するための小容量のドライブを私が買いに行きました。最初に元のPCのドライブを外し、次に新しいドライブに入れ替えてOSをインストール。更に元のドライブをUSB接続してみると案の定、画像フォルダが全部みえて無事データの転送終了。
念の為、私たちから彼女には重要な画像はデジタルよりも銀塩カメラで撮影するようアドバイス、だってそうでしょう?国会図書館にある坂本龍馬の写真はガラス湿板で撮影した画像だからこそ100年以上も昔の画像が維持されている。思うに重要な写真の保存に於いては未だに銀塩の地位は下がっていないと思う、まだ書きたいことがあるので後日書きます。
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