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LeicaのZmicronといえばオールドファンなら泣いて喜ぶようなレンズ。
このズミクロンは設計が古いので、いまのレンズと違って収差がそのまま残ってます。撮影をするときには意図的にその収差を利用するのです。一般にレンズは絞りを開放にすると収差がでやすくなります。ズミクロンもそうです。人や風景を撮影するとき、絞りを開けて撮影するとなんとも言えないフォワっとした写真が撮れます。
逆に絞りを絞って撮影すると収差の影響が減り、引き締まった画像が撮影できます。絞りの開け締めで2つの顔を持つのがこのレンズの特徴です。作例を一つ。JR鶴見線海芝浦駅の風景。この場合は絞りを目一杯絞り込んでます。
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